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4月 22日 エイジレスビューティの心構え


加齢と老化の違い

「加齢」と「老化」は同じ意味で使われることが多いのですが、本質的には大きな違いがあります。加齢は誰もが平等に重ねていくものであるのに対し、加齢に伴って様々な身体能力が低下する「老化」には個人差が生まれます。何もしなければ、老化のレベルは不平等と思える位の差がついてしまうのも今の時代の特徴。「年齢より若く見える人は長生きする傾向がある」という研究結果も報告されています。

体の変化が見た目に現れる年代

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体の変化を感じる以前から、生体機能としての老化は20歳から30歳以降に既に始まっているのですが、私たちは見た目の変化を自覚するまで、老化を認識することは難しいものです。若い頃には想像もしなかった加齢によるカラダの変化は、様々なパーツに現れるようになります。例えば、老眼、まつ毛や髪の毛、唇や歯茎などの「パーツ」にトラブルや変化を初めて自覚した時、多くの女性は、「そんなはずはない、いつのまに・・」とその変化をすんなりと受け入れることができません。

老化現象の個人差と、セルフコントロール

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このような変化は誰もが避けることができない現象ですが、老化のレベルは、生活環境と食生活などの見直しで、かなりコントロールすることができます。

エイジングケアは何歳位からというものではなく、体の変化を感じた時が今までのライフスタイルを見直す好機だと考えればよいでしょう。

「若いほど美しい」「昔の自分のほうがよかった」という意識はエイジングケアにとってマイナスの要因です。「いつまでも美しくありたい」という本音に反して、逆に若さを遠ざけるストレスにもなりかねません。また、マスコミやネットに溢れる「**さんが、若返った美容法」というような情報に振り回されることも避けたいものです。

自分に合ったエイジングケアへ

例えば、体脂肪率が、20%と30%の人の場合では、体内環境にも大きな差があります。そのため、他の人が成功した健康法や美容法であっても、必ずしも自分に合っているとは言い切れないのです。

今までのライフスタイルと加齢による悩みの関係を考えてみることが、自分に合ったエイジングケアを始める第一歩と言えるでしょう。

年齢によらずパワーアップできる全身の筋肉

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近年、エイジングケアにおいて重視されているのは、筋力の低下を防ぐことです。美しいボディラインと行動的に動ける体力を維持するためには、筋肉量を減少させないことが重要だと言われています。

もし若い頃に身体を鍛えていても、運動を止めれば、筋肉は目に見えて減っていきます。筋量は毎日の生活環境に大きく影響するもので、例えば寝たままで動かないでいると、2日間で1%くらい落ちます。2週間では7%も衰えてベッドから起き上がれなくなる位です。

筋力低下を防ぐには、毎日体を動かしていることが決め手です。筋肉は何歳になっても運動などでパワーアップが可能です。また首から下の筋肉を使わないと衰えるように、性質は違っても顔や頭にも筋肉があるため、ケアを怠れば柔軟性を失い、肌などの見た目にも影響を与えることになります。頭から足まで、全身の筋肉を意識して動かす習慣が、健康と美容の両面から若々しさをキープする鍵だと言えます。

セルフケアの時間が足りない?

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平日の日中にスポーツジムに行くと、体を動かすことに熱心な60歳を過ぎたシニアの多さに驚かされます。

専門家の指導を受けてトレーニングを行うシニア達を見ていると、むしろビジネスに多忙な現役世代の方が、運動を行う時間が取れず将来の健康不安を抱えている人が多いのでは?とさえ思えてきます。

現代人の病気の大半は、日頃きちんと運動していないことが原因になっていると言われています。家事や仕事に追われる40代、50代の女性こそ、隙間の時間でもできるセルフケアを習慣にすることが、体の内側から健康で美しく年を重ねるためのポイントだと言えるでしょう。

忘れがちな頭部全体へのセルフケア

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私たち女性が、顔のパーツの変化を感じた時にフェイスケアが中心になりがちで「頭部」全体へのケアを行っている人は少ないようです。ところが、顔と頭皮は、神経・血管・リンパ管・筋肉など、あらゆる組織と働きにおいて密接な関係をもっているため、皮膚(顔)と髪(頭皮)の老化は同時に起きてきます。(解剖生理学では顔と頭は「頭部」であり同じ部位とされています)

手足の筋肉と同じように、頭部全体へのストレッチやマッサージなどは、継続することで衰えた筋肉を動かして元気にする効果があります。特に大きな筋肉がない頭部のセルフマッサージは、正しい知識と自分に合ったメソッドを知って習慣化できれば、エステなどの一時的なケアよりも効果が期待できそうです。

変化はチャンス!

東洋医学では「健康」と「美容」は、切っても切れない「表裏一体」の関係とされています。美は健康の上、成り立つものであり、美容と健康のためのケアは、切り離して考えることはできません。例えば、髪や頭皮に触れるセルフケアは、神経に適度な心地よい刺激を与えるだけでなく、肌や髪をきれいにするホルモンの分泌を促して脳の働きも活性化します。更に適度な運動を定期的に行えば、綺麗なボディラインをキープできるだけなく、筋肉量を増やして体をサビさせるフリーラジカルのへの抵抗力もアップさせます。自分に起きている変化に気づいた時に「老化をコントロールするチャンス」だとポジティブに考えることができれば、将来の見た目年齢にも大きな差をつける転機になるでしょう。

老化は自分次第の時代

「自分年齢」や「美魔女」というような言葉に象徴されるように、ある程度の年齢を越えたら数字としての年齢は意味を持たないほど個人差が生まれているのも事実です。ひと昔の50代、60代と今の同年代を比べた時、エイジングケアに関する意識と環境の変化により、見た目年齢は大きく変化しました。

更にエイジングケアに関する様々な分野の研究の恩恵で、ひと昔のように「年齢相応」や「年だから仕方ない」と妥協する必要がなくなりつつある時代だとも言えます。人と自分を比べるのではなく、実年齢とのポジティブなギャップをつけていくことがエイジングケアの本質と言えるのではないでしょうか。

溢れる情報の中で、自分にプラスになる情報を取捨選択することは簡単ではないかもしれませんが、美sleep.jpは、エイジレスビューティを目指す女性に有益な情報をシェアしていきたいと願っています。

美と健康を両立させるケアにショートカットはありませんが、今できることを先送りしない心構えは持ち続けたいものです。その意味で時間を犠牲にしない「続けられるセルフケア」の価値を見直してみることも大切なことだと思うのです。


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